（敬称略）

日本毛織（ニッケ）元社長の白羽三雄氏が、90歳・卒寿の記念として、自分史とともに出版した写真集です。

二十代の新入社員時代に、社内に写真クラブを創立し会長として撮り始めたのが、写真との出会い。現役引退後、写真家・永田徹氏主宰の教室に入会して、指導を受けられました。

「私のテーマは日本の自然、風土に集中している。日本の自然は、四季折々の変化があり、瑞々しく、まことに美しい。それらをファインダーを通して、己の感性で切り取りたい。出来得れば、何かを語りかけてくるような『物語のある風景』を撮りたい」（序文より一部抜粋）

▼表紙はご自身撮影の｢霊峰富士の初冠雪｣（平成28年9月）

▼「どんどは 暖かいね」（平成20年2月）福井県勝山市 左義長火祭り

▼ノドの部分がフラットに開く特別な製本方式を採用。見開き写真を美しく見せることができます。「満開の桜に残雪の二重奏」（平成29年4月）富山県朝日町舟川堤

「切り取りの美学」というタイトル通り、絶妙の瞬間を捉えた写真集となっています。当社でご用意したこれまでの写真集の事例をご覧いただき、高品質かつ低コストで数十部の少部数印刷が可能であることを確かめられた上で、「これは丁度いい」と、自分史とともにご発注いただきました。
結果、90歳の良い記念になったとお喜びいただき、担当スタッフ一同も嬉しく思います。

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